【土地家屋調査士の業務（土地）】
土地や建物を調査・測量して、所有者にかわって登記の申請手続をするのが土地家屋調査士の仕事です。
●境界標埋設
土地の売買契約を結ぶ際や、塀などを築造する場合には、境界標が必要となります。
境界標がない場合は法務局や道路管理者で調査した結果に基づき測量し、境界標を埋設します。
●土地境界特定
土地を分割したり、開発許可申請をする場合等には、土地取引の安全性を図るため、境界の特定が必要となります。
法務局の公図、登記簿等を調査し、現地で関係者立会の元、境界を特定します。
●土地分筆登記（土地を分ける）
土地の一部を売買する場合や、相続により土地を分割する場合のように、１つの土地を複数の土地に分割する手続きのことを「分筆」といいます。
地積測量や境界標埋設等を行い、「分筆」に必要な申請書類を作成し、登記の申請を行います。
●土地合筆登記（土地をまとめる）
隣り合った土地を購入し１つの土地にまとめる場合など、複数の土地を１つの土地にまとめる手続きのことを「土地合筆」といいます。
「合筆」に必要な申請書類を作成し、登記の申請を行います。
●土地地目変更登記
土地にはその目的に応じた地目が登記されています。（例：住宅が建っている土地の地目は「宅地」、畑の地目は「畑」）。この地目に変更があった場合には１カ月以内に「土地地目変更」を行う必要があります。
「土地地目変更」に必要な申請書類を作成し、登記の申請を行います。
●土地地積更正登記
土地を売買する時などに、登記簿に記載された面積と実際の土地の面積が異なる場合には「土地地積更正」をする必要があります。
地積測量を行い「地積更正」に必要な申請書類を作成し、登記の申請を行います。
※記載のない業務についてもお気軽にお問い合わせください。